Digidesign® Advanced Instrument Research (A.I.R.) グループの開発したHybrid™ 1.5は、Pro Tools® システム向けのハイデフ・ソフトウェア・シンセサイザーです。伝統的なアナログ・シンセのウォームさと新世代のデジタル・マニピュレーション機能を組み合わせた結果、両方の世界におけるベストが実現しており、正確にコントロールできるパラメーターを使って、懐かしいシンセ・サウンドから全く新しいトーンまでを自由に作ることのできるバーチャル・インストゥルメントとなっています。
サンプル精度のシンセ・エンジン
Hybridは、高品位なサウンドと本物のアナログ・システムによるパフォーマンスを実現する、サンプル精度のシンセ・エンジンを採用しています。エンベロープの周期的なアップデートで派生するエイリアシングに影響を受ける他のシンセとは異なり、Hybridのオシレーターやエンベロープ、LFOはサンプル精度で動作するため、パンチとクリアな存在感が共存しています。
快適にプログラミング
Hybrid 1.5には、全く新しい330パッチと以前のバージョンのパッチをアップデートした256パッチによる、幅広いアナログ/デジタル・サウンドを収めた586種ものプリセットが付属するため、制作作業を即座に開始できます。シンセ・パッドやポリシンセ、シンセ・リードから、キーボード、パーカッション、ベース、エフェクトまで、パッチをカテゴリー毎にブラウズして、必要なサウンドを検索可能です。
Hybridにはユーザーが設定可能なディープなパラメーターも用意されているため、独自のシンセ・サウンドを作る場合にも、分かりやすいインターフェースを使ってユニークなサウンドを簡単に作成可能です。2パートが同時サポートされるため、サウンドをレイヤー/スプリット/スプレッドして、ディープかつワイドで、複雑なサウンドを作ることができます。
高品位オシレーター
Hybridの各パートには、クラシックなアナログ波形からデジタル波形まで、幅広いアルゴリズムを備えたマルチ機能オシレーター2基が搭載されています。Saw Sync、Saw Cross Modulation (ノコギリ波の音程を三角波で変調することで複雑なトーンを生成)、Square Sync、Square Cross Modulation、Square Pulse Width Modulation(PWM)、ウェーブテーブルの計7モードから選択可能。ウェーブテーブルは、最大64の単周期波形を備えた計100ウェーブテーブルを搭載しています。3番目のオシレーター・セクションには、ノコギリ波と方形波、三角波とノイズ・ジェネレーター、ディープなベース効果を得られるサブ・オシレーターが用意されています。
サウンド・フィルターとサチュレーション・モード
Hybrid 1.5には全く新しいビンテージVCF (電圧制御フィルター) が搭載されており、70年代や80年代特有のファットでレトロなシンセ・サウンドを、より簡単に作ることができます。このサウンド・フィルターにより、クラシックなアナログ・シンセのハードウェア・フィルターによる、ソフトでファットなウォーム・サウンドが実現します。
革新的なマルチモード・フィルターでは、特定の周波数帯を除去もしくは強調することで、各パートのトーン・カラーをコントロールできます。Hybridでは実に23ものモードから選択が可能で、フィルター・カットオフやベロシティ、キー・トラッキングも設定可。レゾナンスを活用することで、カットオフ周辺の周波数帯に癖を付けたり自己発振させることで、鼻にかかったようなトーンや共鳴するような音にも変えられます。第3のオシレーター及びノイズ・オシレーターをフィルター・カットオフのオーディオ・モジュレーション・ソースとして機能させて、エレクトロニックなオーディオ・エフェクトの特徴的な音を作ることもできます。
フィルター・サチュレーションの調整によっても、シリアスなエッジ感を追加できます。Hybrid 1.5には、真空管ライクなソフト・クリッピングを生み出すオリジナルのOverdriveフィルターに加えて、よりハードでブライトなクリッピングのDistort、非常にハードでブライトなトランジスター的クリップを生み出すHard Clip、入力シグナルの特徴を維持するマイルドなRectify、ビット・デプスを下げることで意図的にエイリアスを生み出すBit Crush、サンプル・レートを下げることでエイリアスを生み出すResampleの、計5種の新しいフィルター・サチュレーション・モードが搭載されています。
LFO
Hybridはパート毎に3基のLFOを搭載しており、うち2基がモノフォニック、1基がポリフォニックです。これらのLFOで音程や音量、カットオフをモジュレートすることで、ビブラートやトレモロ、エレクトロニックなスウィープを生成できます。サイン波や三角波から、ランダム、ドリフト、サンプル&ホールド・モジュレーションまで、計8種のモジュレーション・タイプを選択可能。デプスやレート、フェイズ、シンク・モードなどの変更が、サウンドへ劇的な変化をもたらします。
エンベロープ・エディター
4基のエンベロープ・エディターを使って、フィルターやアンプ、その他2系統のモジュレーション・エンベロープを簡単に形作ることができます。ベロシティやアタック、ディケイ、キー・トラッキングを調整し、エンベロープ・レートを設定できます。
パフォーマンス指向の機能
Hybridは、スタジオでもライブのシチュエーションにおいても演奏性を発揮できることを前提にデザインされています。ステップ・シーケンサーを使ったアルペジエートやフレーズ・ジェネレーションが可能で、モジュレーション・マトリクスにより、モジュレーションのソースとデスティネーションを簡単にマッピング設定。“モーフ”グループを設定すれば、サウンドをインターフェースやMIDIコントローラーからオンザフライで変更可能です。
ステップ・シーケンサー
2系統の16ステップ・オンボード・シーケンサー (各パートに1系統)により、動きを持ったモダンなサウンドのパッチを生成できます。ノートの音価やベロシティ、モジュレーションを設定可能。シーケンサーでは、ステップ・シーケンスやアルペジエイター、MIDIフレーズ・ジェネレーターなどとして使用できる9種類のプレイバック・オプションが選択できます。
モジュレーション・マトリクス
Hybridには、16のアサイナブル・モジュレーション・ソースと20以上のデスティネーションが用意された、簡単かつフレキシブルなモジュレーション・マトリクスも搭載されています。モジュレーションは、オシレーターやフィルターなどに設定可能。ソース及びデスティネーションのマルチアサインも可能で、その全てのインテンシティを調整可能です。
モーフ・グループ
Hybridでは、プラグイン・インターフェースのあらゆるロータリー・コントロール及びフェーダーを、4つの“モーフ”グループのうち1つへアサインできます。パンやフィルター、アンプ・エンベロープをモーフ・グループにアサインして、レコーディングやライブ演奏中にコントローラーからサウンドを変更可能。各モーフ・グループで、複数のパラメーターを同時にコントロールできます。その逆に、インターフェース上のダイアルやMIDIコントローラーからモーフ・グループをコントロールすることも可能です。
エフェクト
Hybridはパート毎に2系統のエフェクト・センドを持ち、それぞれに40以上のエフェクト・タイプが用意されているため、パートのサウンドを素早く変更できます。独立したマスター・エフェクト・セクションでは、Hybridのサウンドをパッチ・レベルで強化、あるいはワープさせる、リバーブやディレイ、コーラスを選択可能。エフェクト・パラメーターは簡単に変更可能で、選択したテンポへエフェクト・パラメーターを同期させることもできます。
Pro Tools専用のデザイン
HybridはPro Toolsシステム専用として特別にデザインされており、Pro Tools 7 softwareの新たなクリエイティブ環境へ密接に統合して、最適化されたパフォーマンスと堅牢な信頼性を実現しています。充実したアナログ及びデジタル・サウンドのプリセットと、膨大に用意された調整可能パラメーターにより、Hybridはミュージシャンやアレンジャー、ソングライター、コンポーザーへ、ユニークなハードウェア・シンセサイザーの個性と、統合Pro Toolsプラグインの利便性及び自由度を提供します。
システム必要環境
- Pro Tools 7.0 software以降の動作しているDigidesign動作検証済みPro Tools|HD® またはPro Tools LE®、Pro Tools M-Powered™ システム
- iLok USB Smart Key (iLokライセンスの取得及びマネージメント用に無償iLok.comアカウントが必要)
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